本書は、三笠書房さんから出版された文庫本です。、全国書店にて発売されています。
日本人の生き方の根底にある、「和」の心。それは、人と競いあったり、比べたり、争ったり、抜きんでようとしたり、
闘うものではなく、「仲間」として生きる、目の前の人は「敵」ではなく、「味方」という考え方です。
『「私」以外の神、仏、友人、知人、家族というものが私たちの人生を成り立たせてくださっているとしたら、「私」にできることは、「私」の人生を成り立たせてくださっている神、仏、友人、知人、家族に対して、ただひたすら感謝をするしかない、ということになります。』(本文より)
今すぐ、とにかく「ありがとう」と言ってみる、自分の口から出る言葉を、目の前にいる人を励ます言葉、勇気づける言葉、温かい言葉に変えてみる、友人に手紙を書いてみる、などなど・・・。本書の中の、あふれるほどにある「すべてを味方」に生きていく方法論を、できることから楽しみながら実践していくうちに、いつの間にか「すべてが味方」の温かな人生になっているかも知れません。
自分の中にある「和」の心に響いてやさしい気持ちに包まれる、そんな一冊です。 |